富裕層、セレブ達が招待され船に乗って訪れた先は、普段から予約が取れないカリスマ有名シェフが料理長を務める太平洋沖に浮かぶ孤島のレストラン。拡がる海を見渡せる絶景のパノラマと高級食材が鮮やかに彩られ振る舞われるコース料理の数々は芸術アートに盛り付けられ、味覚をあれこれ思為し舌鼓してしまいそうな一級の贅沢な光景にカリスマシェフをはじめ、ここで働く調理や給仕を行う従業員たち、招かれた客人等‥総てを含む映像を捉えた艶やかでありながら、色調のトーンを抑えた空間演出は見事であり期待は膨らむ。特にカリスマシェフであるスローヴィクの内面に秘めた苦悩や面持ちを表現して見せたレイフ・ファインズが素晴らしい。アニヤ・テイラー＝ジョイの可愛らしく美しく映る若き女性を今まで以上に一段とナチュラルに魅力的に演じている。ニコラス・ホルトの一流シェフの料理に目が釘付けの料理マニアで周囲の状況など一切気に目止めない盲目的な駄目っぷりメンズの彼が、調理する羽目になる一連の不様な姿が、滑稽に思えて可笑しくて哀しい…途中からエルマンノ・オルミ『偽りの晩餐』（87年）や ピーター・グリーナウェー『コックと泥棒、その妻と愛人』（89年）といったブラックユーモアや皮肉が効いた深みのある味わいとして、料理に絡み作用している作品を思い浮かべて鑑賞していたが、2品目、3品目と進むに連れて…【以下、ネタバレ注意！】用意し配膳された料理の品々に込められた意味合いにアナタはどれくらい平然としていられるだろうか。尊敬するカリスマシェフの指示に忠実に従い行動に移す従業員たちの規律や戒律で統率された軍隊や宗教団体の様な雰囲気が醸し出され、雲行きが一気に奇しくカルトな様相に転じては、奇を衒う展開の数々に唖然とするか呆れるか…？それでも尚、復讐料理人となったシェフと、共に心中する決意を持った彼等に気圧され以後も引き込まれてしまうでしょうか…？！料理に対する情熱とプライドを傷付け軽く踏み躙る富裕層に対するブラックジョークを含み、アイロニーが込められている作風なのは観てとれるものの中身はまるで、三文小説のような内容を映画として見せられたかのようで、最初と最後の料理以外は自分の口には合わなかったが、後でもう一度見返してみたら案外、イケてしまう奇妙で珍妙なフルコース映画に変化してる可能性はあります。その時が来たら、美味で珍味を求める客人になって再び孤島のレストランへ訪れてみようと思います。

2023/05/27

取り出しがしにくい

2023/05/23

最高です。

2023/05/23

この作品の興行収入が本来ならどこまで行ったのか？コロナの影響を受けなかった場合の評価を知りたい。ストーリー自体には目新しいものはなく、音楽も新しく聞いたものではないので新鮮味はないが、随所にスピルバーグのイメージ力のすばらしさを表すようなシーンや構図が心に残る、ラスト直前のロングでとらえた、開発によってがれきの山になった町の中にぽつんと立つ1軒の店、そしてその店の前に立ち叫ぶ男のシーンは、この映画のテーマそのものを現すようで、悲しくも美しかった。

2023/05/22

映画館で見逃したから見てみた。いいね。

2023/05/20

スタント出身の主人公というだけあってアクションは迫力十分。ミシェル・ヨーはさすが、トニー・レオンも良かった。中国資本の中国よりの展開かとも思ったが、純粋に楽しめる作品に仕上がっていた。ラストは「やり過ぎ感」を感じる人もいるかと思うが、あれが香港（中国）映画です。本来の香港映画を楽しめました。

2023/05/17

到着してからそのまま放置していて、3週間たちやっと箱から出し接続させてました（笑）まずリモコンが使えません…（反応しない）説明書がないので 操作がいまいちわかりません…なんとなくブルーレイは見れるし まぁいっかなぁ と ちょい諦め気味ですが、金銭的に余裕ができたらリモコン買います（笑）

2023/05/13

此方の品は気に入ってずーっと買ってましたが、ケースに大きな引っ掻きキズが2本縦に入っていた…工場で付いた物かもしれないと思い残念でしたが、中の補強パーツに貼られてるシールすらなかった！！もしかしたら返品商品？！返品商品、中古であれば気持ち悪い。中古が全て嫌ではないが、ディスク保存する物が中古だと気持ちが悪い。外装の布の一部も白っぽい汚れがあったし…以前購入した品はジッパーの歯が一部無くて開閉で引っかかり…返品が面倒でそのまま使ってますが。10個位持ってますが、2個は不良でした。これからも購入はしたいので、検品や、一度返品されたであろう品を再度違う人に送るのは止めて欲しい。

2023/05/13